*デュオ・ベティ―ズ結成*

フランス、カンブレ音楽院でジュリアン・プティの元共に学んだ二人のサクソフォニスト大西智氏と塙美里が「デュオ・ベティーズ」を結成。「ベティ―ズ」の由来はカンブレ地方の銘菓Bêtise de Cambraiから命名された。これからの活動にご期待下さい!

 

Duo Betises デュオ・ベティ―ズ

duo Betise
duo Betise

一流

巷では毎晩スポーツ三昧でしょうか・・・。私はテレビを置いていないのでなかなかリアルタイムでは見られないのですが、オリンピックの盛り上がりが凄いですね。

日本の選手の活躍は勿論のこと、他国にも興味を持つ良い機会あると言えるでしょう。そして、こんな種目があったの?と知る(サックスってクラシックが元々だったの?と初めて知る人のような)方もいるかもしれません。私が特に注目しているのが先週のインタビューのコメントと表情です。オリンピックの時こそ人は注目しますが選手たちは普段の積み重ね。ただそれを集中して持っていくだけですから。週刊誌にスポーツ選手の遊びの記事が書かれていても、どうか少しは優しく見守ってほしいなとも思います。ずーっと遊んでいて結果を出す人なんていませんし。

毎日相性の良い信頼出来るコーチと練習メニューをかんがえて生活スタイルもそれを基準とする。しばらくやってみて駄目だったら次には自分に合ったメニューを考えて工夫し、どうすれば結果が出るか糸口を見つけ出す。少しわたしたちと似ているのかもしれません。ただ音楽は数字では全く割り切れないので結局は違いますが。自分をどれだけ追い込めるか、集中出来るか、これが大きなカギを握るのでしょう。

今でも思いだす、カンブレの音楽院の卒業試験の日の事。ジュリアンは決まってつきっきりできっと心配してくれていたのだと思いますが、試験中ピアノとチューニングしているときには踏めくりのところでなにやらジェスチャーをし、私に暗号を送っている・・・。もっとネックを抜けとかのサイン・・・。今度は曲が始まったと思ったら客席にいる・・・。1曲終わるごとに又こちらに暗号を送っている・・・。おどらくブラボー、のサイン。今度は近寄ってきて「大丈夫?まだ吹ける?やめる?」と。え?今更やめるとか調子崩すから全部吹く!と言い放ち演奏続行・・・。と思いきや、曲に合わせて手で小さく指揮を振り始めた!笑

とにかく、つきっきりの先生で今どんなに感謝してもしきれない。とびっきりのコーチに出会え勉強出来た期間でした。

先生を、コーチを、完全に信頼できなきゃ本当に上手くならないし、伸び悩む。信頼して努力してもそりゃ、すぐには伸びないのが当たり前世界なのでなおさら。

ショパンコンクールの優勝者ユリアンナの旦那さんもピアニストであり、彼がユリアンナに「ショパンやってみたら?」と勧めたそうです。「君には何かあるから」と。

運命的な出会いと言うものは自分を前向きにプラスに導いてくれるものだと信じています。必ず誰にもそれがあり、それは何にも代え難く一生大事にしなければいけないと思っています。

・アヴデーエヴァ